2017-02-24

Northamptonノーザンプトンの革靴ファクトリー巡り

革靴の聖地ノーザンプトン。革靴好きなら必ず訪れるべき場所だ。
聖地と言われる理由は「John Lobb」「Edward Green」「Church’s」「Crockett & Jones」「Tricker’s」、そしてだいぶ離れて「Cheaney」「Grenson」「Barker」など、これらのファクトリー(工場)がこの地に集結しているからだ。そのファクトリーにはショップが併設されており、かなりお買い得な値段で商品が陳列されている。靴博物館だってある。
訪問するにあたって、大ファンでない限り、「Cheaney」「Grenson」「Barker」などノーザンプトン駅から遠いファクトリーはプランから外した方がいい。あまりに遠すぎて時間が勿体無いし、上記5大ブランドが見られれば大抵の人は満足するだろう。

1. 交通手段、日にち、時間、服装
London Euston駅から電車で北に1時間ほど行ったところがノーザンプトン。ちなみに「tha」の発音は「ザ」と「サ」の中間だと日本語を話せるロンドナーが言っていた。切符はミッドランド鉄道HPhttp://www.londonmidland.com/)から事前に購入できる。発券も、券売機で予約番号を入力し、購入時に使用したクレジットカードを差し込むだけで簡単にできる。なお、事前購入をしていった方が随分とお安く、往復15ポンドほどで済んでしまう。
行く日は金曜日。これは金曜日に5ブランド全てが営業していること、入荷が多い水曜日に近い日であることからだ。また、時間については昼から行くか、午前から15時ごろまでが望ましい。私は朝9時〜17時までまるまるノーザンプトンに費やしたが、博物館を見ないのであれば正直半日で十分であった。なので、午後しか営業していない「Crockett & Jones」に合わせて行動、残りの時間は別の観光をおすすめする。
現地での移動は体力に少々自信があれば5ブランドを徒歩で巡ることができる。15kmほど歩くと思う。回る順番は、一番お目当てのブランドから。そうすれば買いすぎたなんてこともないはず。
このHPhttp://www.northamptonshoes.com/)を参考に、住所をGoogle mapにお気に入り登録しておけば、オフラインでも迷わずたどり着くことができる。
日本では敷居の高いブランドたち。服装はどうすればと迷うかもしれないが、小綺麗な格好をしていけば、デニムだってスニーカーだって問題ない。

2. ショップ情報
  JOHN LOBB ジョンロブ
Oliver Street Northampton NN2 7JL
業時間:月~金9:0017:00 土9:001200
価格:約440GBP〜 シューツリー付
ファクトリーの前に着き、インターフォンで呼び出すとショップに招いてくれる。商品はサイズ別に箱の中に入っており、自分で出してきて、自分で試着するスタイル。品揃えは良いイメージ。小物もほんの少しだけある。

  Edward Green エドワードグリーン
Cliftonville Road, Northampton, NN15BU
業時間:月~木9:0016:00 金:9:0015:00
価格:380GBP450GBP480GBP3価格帯、さらにセール商品もあり シューツリー別(+35GBP
入店には事前の予約が必要。私は英語が苦手なのでメールで予約を行ったが、問題なく入店することができた。品揃えは良いが、傷物もあるため注意深く見る必要がある。ベルトも豊富に取り扱っている。

  Church’s チャーチ
住所:Spencer Street St James Northampton NN5 5JB
業時間:月~金9:3016:30 土9:3014:00
価格:約200GBP
品揃えはそこそこ。レディース商品もあり。観光客ではなさそうな人も多く来ており、賑わっていた。

  Crockett & Jones クロケットアンドジョーンズ
住所:27 Perry Street Northampton NN1 4HN
業時間:金14:0017:30 土9:0012:30
価格:約120GBP200GBP
営業日が少ないせいもあるかもしれないが、品揃えがよく、賑わっていた。レディース商品もあり。価格も日本に比べるとかなり割安で好感を持てた。

  Tricker’s トリッカーズ
住所:56 Saint Michael's Road Northampton NN1 3JX
業時間:月〜木8:3016:00 金8:3015:00
価格:約195GBP
品揃えはイマイチ。レディース商品もあり。間違えてオフィスの窓口を訪ねてしまったが、お姉さんの案内のもと、まさに製造中のファクトリーを抜けるルートでショップへ辿り着いて得した気分であった。


以上、ノーザンプトン情報をまとめました。
2016年2月の情報なので変わっている点多くあるかと思いますので、
ご了承ください。

2 件のコメント:

  1. こんにちは
    突然お邪魔して申し訳ありません
    スキッパーと申します
    素晴らしいこだわりを持って生活しておられるブログに感動し
    思わずコメントさせていただきました

    私は今年で63歳になりますが
    私も物事(特に服)にはこだわりすぎるほどこだわって暮らして来ました
    (「こだわる」という言葉はあまり好きではありませんが…)
    当時は私と同じようにファッション好きな仲間が沢山おりましたが
    いつの間にかみんな普通のおっさんに成り果ててしまい
    昔の感覚で生活している者はほんの少しになりました

    どうかそのまま、こだわりを持って年を重ねていただきたいと思います
    良い本を読んで良い服を着て良い食事をして
    良い女性を連れてお洒落して人生を楽しんでください

    林勝太郎という服飾評論家が
    「60歳などはまだ青い本当のお洒落は80を過ぎてからだ」
    とおっしゃいました
    ひっそり紳士さんがカッコいいおじさんになる日を楽しみにしております

    突然の余計なお世話をお許しください
    失礼いたしました

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    1. スキッパーさん
      コメント、そして嬉しいお言葉ありがとうございます。

      言葉の節々からスキッパーさんの充実した歩みを感じることができました。
      当時のファッションのお話し、とても興味深いです。
      私もスキッパーさんのよう充実したカッコいい日々を送れるよう、
      励んでいきたいと思います。

      拙いブログですが、また是非見てください。
      スキッパーさんのブログの更新を覗かせていただきます。

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