2016-11-20

テーラーカスカベのスーツが出来上がる

先日オーダーしたテーラーカスカベのスーツがついに出来上がりました。


ダークネイビーのスーツ。

まずはパンツから試しに履きましたが、
腰とお尻まわりのフィット感に驚愕しました。
いろんなオーダーを試してきましたが、桁違いです。
腰とお尻がフィットするという感覚はこういうことなのかという新感覚。
そして、裏地がストライプなのもセンスが良くとっても気に入りました。


ジャケットはほど良い丸みを帯びていて、
こういう柔らかな雰囲気はとても好きです。
着心地も申し分ありませんでした。

私にとって値はだいぶ張りましたが、
ファッション好きならば一度は体感してみたい感覚というものが
得られたように感じます。

どんな場面でも使える仕立ての良いダークネイビースーツ。
欲しかったアイテムがまたひとつ揃い大満足の秋でした。

2016-11-16

映画「何者」から感じる現代社会における自己を保つ難しさ

あまり映画のレビューをこのブログでするつもりはないのですが、
映画「何者」を見て、自分の暮らしを考えることがあったのでまとめたいと思います。
※少々ネタバレも入りますのでご注意ください

現在公開中の映画「何者」
朝井リョウさんの書いた原作も有名かと思いますが、
私はこの映画が初めてでした。

就活大学生とその模様を映した本作品。
就活という一つの節目に対して、
それぞれの行動がとても興味深かったです。

みんないろんなやり方で自己を保とうとしています。
就活は受験と違って点数で判断されるわけではないですし、
タイムや順位がつくものでもありません。
捉えようによっては理不尽ですし、
経験した人たちはわかると思いますが、
不合格になると自己否定されているように感じてしまいます。

ただポジティブが評価につながる就活は落ち込んでいてはいけません。
自分はできるんだ、やれるんだ、通用する人材なんだ。
自然にそんな気持ちを保とうとする、側から見れば正当じゃないやり方でも。

社会人になった今も似たようなものなのかもしれません。
まわりの人を見ながら、SNSを見ながら、自分と比較し、保ちながら。

アルフレッドアドラーは言います、「課題の分離が大切」だと。
他者と比べず、またその比較をポジティブに利用できれば良いですが、
それが難しいのが現代社会であり、就活に代表される若者なのかもしれません。

「何者」にもなれていない人は響くし、
初めから自分の道を見つけている人は理解できない感覚であり、
試行錯誤で自分の道を見つけた人は懐かしい感情なのでしょう。

2016-11-07

いつまでも豊かな感性でいたい


服が好きだと高い服を着ます。
ハイブランドの服も着ます。
みんなだいたいこだわりが強いので、ハイランクな生活に憧れます。
私もそのひとりであります。

これらの人々がときどき陥りやすい傾向として、
収入や立場が大きく変わっているわけではないのに、
高いものを知っていることが自信になり、
態度や考え方が変わってしまうということが挙げられます。

ハイランクなものに触れることはとても豊かな経験です。
より豊かな生活レベルへと考えることは自然です。
ただ、自分があたかもセレブか貴族のような考え方になってしまうのは、
私の目指すところではありません。

良いものを知っているからといって、
真っ向からそうでないものを否定する必要もありません。
むしろ、平凡な感覚を持ち合わせているからこそ、
良いものを嗜めるのだと思っています。

ユニクロだって、六畳一間だって素敵です。
いつまでもすべての場面を豊かな感性であり続けたいと思っています。

2016-11-03

大学生の時から着ているEELのサクラコート


愛用しているコート。
EELのサクラコート。
かれこれ大学生の時から着ているからもう5年以上になります。

シンプルで軽く羽織れるコートが欲しく、
購入したことを記憶しています。


ポケットによく手を入れているのでそのあたりを中心に
少しくたびれてきてはいますが、まだまだ現役です。

年に数回洗濯機でそのまま洗ってます。
これがどうも良い味を出しているように感じるのです。

色が少し褪せ、くたっとした新品とは違う風合いでありながら、
デザインはシンプルでありスタイリッシュのため、
バランスのとれた程よい雰囲気になります。

どんな場面でも着やすいコート。
手入れの必要もそんなにないし。
桜の季節だけでなく、秋でも冬でも大活躍です。