2016-05-31

コラボ商品の飽和

最近、世の中がコラボ商品で溢れかえっているように感じます。
特にアパレル業界ではこれが顕著です。

ブランドとブランドのコラボレーション。
それは既存のものと差別化されて、消費者にとっては魅力的に映ります。
ただ、これだけコラボばかりで溢れかえっていると、
もはや新鮮味がありません。

差別化をして価値を高めるはずのコラボが、
消費を促すために乱立し、使い捨てられているような状況は残念であるし、
本物の価値を持つコラボ商品を見つけるのも難しくなってきてしまいました。
また、コラボのしすぎはそのブランドの価値をどんどん落としてしまいます。

コラボは本来、ブランド力もしくは、品質を高めるものであるべきです。

今の世の中での素敵なコラボ商品は
「コラボレーション」というより「業務提携」に近いものだと思います。

安易に進めるのではなく、
お互いの価値を十分理解した上で進めたコラボ商品を手にしたいものです。

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