2016-04-21

地元と地方を旅して気付いた幸せのひとつ

先日、田舎の実家に帰りました。
またそのついでに地方に旅行もしました。
移動中は、アドラー心理学について書かれた「嫌われる勇気」を読みながら。

実家の両親は元気そうで、いつもどおりの日常を送っていました。
心なしか昔より優しくなったような気がしました。

地元の友人は、ほんとうに楽しそうにお酒を飲んでいました。
ちょっとの給料がもらえ、大好きなお酒とパチンコに囲まれていれば良いそうです。
親と家族とお前のような友人を大切にしながら。

地方でたまたま出会ったニートの女の子。
東京で暮らす私にとって一見大丈夫か?と思ってしまいましたが、
ニートとは思えない落ち着きようと立ったキャラで、
商店街のアイドル的存在となっていました。

忙しない東京、私のまわりは、仕事やお金、夢や競争で混沌としています。
仕事と時間に追われ、お金の使い道を気にし、
理想と現実のギャップに苦しみ、他者との比較で落ち込む。
そんな生活の日々で、勝ち越して手にした未来はたぶん幸せなのでしょう。
でも負け越した未来は不幸なのでしょうか。そんなことを考えてしまう東京の日々。

それと決別したかのような暮らしを目にし、
幸せのかたちのひとつに気づくことができました。

今日を、明日を、目の前の日々をひたすら幸せに生きた結果は、
どう転ぼうとも幸せな結末だと思えました。
ちょうど、「嫌われる勇気」を読んだからかもしれないですが。

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