2016-04-30

オーダーメイドはハウススタイルに任せる

私はオーダーメイドするときはお店のハウススタイルに任せるようにしています。
過去に、フルオーダーでのスーツを3着作ったことがあるのですが、
不思議なことに1着目に作ったものが一番着心地がいいのです。

初めてのフルオーダーではあれこれ注文はせず、
仕立て屋さんのアドバイスを受け入れ、作り上げました。

2着目以降は、もうちょっと細く、裾は短めで、なんてやってみたのですが、
1着目の着心地に敵うものはできあがりませんでした。

それからというもの、多少の要望はするものの、
基本的にはお店のアドバイスに従いながらすすめるようにしています。

オーダーメイドのお店といえど、その店ごとの得意なスタイル、ハウススタイルがあります。
それらを尊重することが良いスーツ作りに繋がってきます。

もちろん、どんな要望にも応えて形にしてみせる!
なんて実力のお店もなかにはあるかもしれませんが。

仕立て屋さんは世の中にたくさんあるのだから、
自分の要望を真っ向から通すのではなく、
自分の要望に近いハウススタイルを持った仕立て屋さんを選んでみてください。

私は最近では自分のスタイルを追求するオーダーメイドより、
ハウススタイルを楽しむオーダーメイドの方が性に合っているような気がしてきています。

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